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転校先で出来た、新しい友達
新しい学校で、新しい友達が1人できました。
このブログでは彼女のことを「Eちゃん」と呼ぶことにします。
でも残念なことに・・・当時のことをあまり覚えていない・・・。
合同体育?みたいな自由に好きなスポーツする授業で一緒に卓球やったのが最初だったかも?という曖昧な記憶しかないです。
髪も生えてきていたし、ヘアバンドなしの素頭で難なく過ごせていた為、彼女には髪のことを特別打ち明けたりもせず、普通の学校生活を送りました。
その学校で、私が唯一事情を話したのは担任の先生だけでした。
転校してきた理由と、また、抜けるかもしれない・・・という不安があった。
髪が抜けてから憂鬱な気持ちで話をしに行くよりも、事前に話しておいた方が自分としても楽に思えたので、一番最初に話しました。
いつも頭の隅に
いつかまた抜けたら、中学の時の繰り返しになるのでは・・・
せっかくできた友達をまた失うかもしれない
という不安を飼いながら通学してました。
結果から言うと、Eちゃんに話すことは出来ました。
そして、今も友達です。
打ち明けたのは、卒業して何年かたって、遠くへ就職していた彼女がUターンしてきた時。
その頃には今と同じくらい全頭抜け落ちていて、ウィッグ生活だったので「実はこれウィッグなんだー」と。
お店でご飯を食べながらサラッとカミングアウトしました。
サラッと言えたけど、緊張はしてたと思う。
学生の時の私は、黒髪のおかっぱみたいなセミロング。
その日の私は前髪斜め分けの茶髪セミロング、のウィッグ。
「あ~!だからかぁ。昔と全然違うと思ったー!」的なことを言われた気がします。
彼女は私に「髪の毛がなくても誰かに迷惑かけてるわけじゃないし、気にしなくていいじゃん!ウィッグかわいいよ!」って言ってくれた。
ウィッグをかぶることに、なんとなくずっと後ろめたさを感じいていた私がとっっっっても救われた奇跡のような言葉でした。
今現在も、ずっとこの言葉に助けられています。
後で聞いたら、彼女は自分の体臭がきついことで悩んでるとのことだった。それに比べたら、周りに迷惑かけてないし気にしなくていい、と。でも私は昔から彼女の体臭とか全く気にならなかったので、びっくりでした。
それからは、そっかー、別に悪くないんだ・・・たしかに害を与えるような迷惑はかけてないな!って思えるようになって、いろんなヘアスタイルのウィッグが楽しみになったりもしました。
基本めんどくさがりなので、そんなに着飾ったりとかはしないんですけどね。
30歳をすぎた今でも、一緒にいてラクになれる。唯一の友達です。
在学中~卒業後
話は戻って学生時代。
今はもうしていませんが、当時は学校へ行きながら、とある大手出版社(今も存在している大きな会社)で執筆活動をしてました。
身バレしかねないので詳細は秘密です(´v`;)
その時は一生それで食べていけたらな、なんて甘い考えを持ったりもしてた。
学校は問題なく卒業できて、その後しばらくは家で原稿を仕上げる日々。
たまに10円ハゲが出来ても、人目にバレない程度には髪の毛があったし、好きなことをして暮らしてました。
Eちゃんは遠~くの学校へ進学したので、特に会いたい人もいない。
家では、妹と口も利かない位仲が悪く(今は普通です)
親、親戚からは「お母さん1人で大変なんだから就職しなさい」と、会うたびに耳だこ。
この後2~3年ほど記憶がおぼろげで、あまり覚えていません。
相変わらず円形はあるけど、全体的に髪はありました。
病院には行かなかったのですが、ひきこもり→自分で気づかないうちに対人恐怖症→軽い鬱だったと思います。
執筆の仕事がなくなって、なんとなくはじめたネトゲにのめり込み、ネトゲ中心のニート生活が1年くらい続いた翌年の2月。祖母が亡くなりました。
初めて身近な人の死に遭遇して、あんなにやってたネトゲすら手につかなくなる放心ぶり。
祖母のことが原因で、親戚も仲が悪くなりました。
でも49日が過ぎ、気づいたら・・・私またネトゲしてました。
ほんと、クズ人間。
ですが皮肉にも、その時やっていたネトゲで今付き合っている彼と出会ったのです。
つづきます→ 脱毛症の就職~再発
なれそめについてはこちらで→ なれそめ①ネトゲで知り合って数年知人